カメラ 自転車 サイクリング 奈良ゆるポタ写真部

奈良県を中心に自転車でサイクリング、ポタリングしながら写真を撮影しているP

秋の女人高野 室生寺と室生龍穴神社へ パワースポットを観光する紅葉狩りサイクリング

 11月下旬、冬が来る前に折りたたみ自転車で秋の紅葉狩りサイクリングに出かけました!

 

天川村洞川温泉の次の行先は奈良県の中でも紅葉の名所と評判の高い女人高野、室生寺

 

naracyclingm430ms.hatenablog.com

道に迷って紅葉の写真を撮影する時間が無くならないよう先月試走したルートを活用。

 

まずは自宅から奈良の長谷寺まで1時間ほど自走。長谷寺も紅葉の名所として有名ですが、見頃には少し早いという情報を得ていたのでまた次の機会に参拝することに。

 

長谷寺から近鉄榛原駅までは毎度のことながら国道165号線の峠をヒルクライム。たまたま風向きが追い風で前回までよりも楽に登坂できました♪

 

ヒルクライムを終え、国道165号線を更に東へ進むと室生ダムの看板が見えます。室生寺方面へサイクリングで行くならここで右折し、室生ダムへ下りてから左折するのが車の交通量も少なくいい感じ。

 

室生ダムも紅葉がなかなかの見頃!フォトスポットとしても大人気な龍鎮神社にも近いので室生ダムをぐるりと一周する紅葉狩りサイクリングも楽しそうですね~。

 

室生ダムから細い脇道をダウンヒルするとほどなくして室生寺へと続く奈良交通のバスも通る大きな道路に出ます。

 

室生寺へと急ぐ前に近鉄室生口大野駅側へと少し走って室生寺大橋をパシャリ。

 

奈良県でいうと吉野の山奥で撮影したかのような自然美あふれる写真ですが、実際は駅から徒歩圏内。

 

室生寺へと続く道路で撮影した紅葉の写真。


室生寺を訪れる際は室生口大野駅から7kmほどの道程を景色を楽しみながら歩いてみるのもいいかもしれませんね~。もちろん輪行して自転車でサイクリングするのもおすすめですよ!

 

前回同様室生寺の前を一旦通り過ぎ、先にパワースポットとしても人気な室生龍穴神社に到着。折りたたみ自転車との比較で生い茂る木々の大きさがわかるかな?大きい!

 

境内は神秘的な雰囲気でパワースポットと呼ばれるのも納得。平日のお昼でしたが今回も数組の参拝客の方々をお見かけしました。

 

室生龍穴神社の目の前にあるバス停で見かけた紅葉。美しい!

 

室生龍穴神社での参拝を終え、透明度の高い宇陀川の綺麗な水を眺めつつ室生寺へと。

 

観光客の方々の通行の邪魔にならないタイミングで太鼓橋と自転車の記念撮影。

 

サイクルベースあさひの20インチ折りたたみ自転車アルブレイズ、明日香村から室生寺天川村までといった片道3~40kmほどのヒルクライムを含めたサイクリングも快適にこなせるくらいの走行性能があるのでお気に入り♪

 

太鼓橋を渡り、受付で入山料を支払う前に撮影した室生寺の紅葉の写真。入山前からテンションはMAX!

 

室生寺の入山料は大人600円。奈良県の有名なお寺だと東大寺、壷阪寺と同じ料金ですね~(2023年現在)。どちらも来年から200円値上げされますが・・。

 

ちなみに法隆寺は1500円、長谷寺は500円、岡寺は400円、おふさ観音は本堂拝観料を除いて0円です。無料!

 

境内は女人高野と呼ばれるに相応しい女性の人数・・というよりもいきなりの女子高校生の多さにビックリ!見た感じ女子高の修学旅行でしょうか?遠路はるばる奈良県へようこそ!

 

美しい紅葉を存分に堪能したからかどこか嬉しそうな女子高生達にほっこりしつつ、自分も室生寺の紅葉を楽しむことに。

 

室生寺の仁王門すぐ側で見られる水面に映える逆さ紅葉。逆さ紅葉ってついつい写真を撮りたくなっちゃいますよね~。

 

金堂へと続く鎧坂の紅葉。石段を登るのを忘れてついつい立ち止まりスマホカメラのシャッターを切ってしまうのもわかる美しさ!

 

これぞ秋。

 

本堂と逆さ紅葉のコラボレーション。逆さ紅葉ってついつい写真(略)。

 

燃えるように真っ赤な紅葉も素晴らしいですが、緑が残る淡い紅葉も風情があって良いですね~。

 

本堂の横にある石段の上にそびえるはかの有名な国宝の五重塔室生寺の写真と言えばと聞かれてまず最初に思い浮かべるのは下からの定番構図で撮影した五重塔でしょうか。

 

下からはもちろん、横からの構図も映えますよ!

国宝の五重塔の先にある階段が奥之院へと続く石段。降りてこられた家族連れの方が全員辛そうにしていたので登るか悩みましたが・・

 

ちょうど女性の観光客の方が一人で颯爽と登って行かれたため、「よし、自分も行ってみよう!」と奮起し400段近い石段に挑戦。

 

途中嬉しい休憩ポイント?も。

 

整備された階段ではなく不揃いな石段なので段差もまちまち。登りにくいものの以前訪れた日本で一番名前の長い神社としても知られる飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)の石段に比べれば手すりがあるだけ安全!

 

奥明日香にある飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社の階段がこちら。石段の幅が狭い上に斜度が急なので高所恐怖症な自分には普通に修行でしたよ(笑)。

 

ふくらはぎプルプル状態に陥りながらもなんとか室生寺奥之院に到着。自転車のヒルクライムで坂を登り切ったのと似たような達成感を感じつつ観光モードに。

 

奥之院の建物を見ていると、信仰の力の強さを感じざるを得ません。建設当時、ここまで木材を運ぶだけでも大変だっただろうなぁ・・。

 

予定になかった奥之院を思いがけず訪ねたこともあり、早くも帰路へと着くべき時間になってしましました。

 

長い石段を下り終え、名残惜しさを感じつつ本堂と逆さ紅葉を再撮影。逆さ紅葉ってついつい(略)。

 

帰り際、最後に太鼓橋からのアングルの紅葉を写真に収め室生寺を後にしました。

 

帰りはダウンヒル区間が多いので2時間以内の帰宅を目指すタイムアタックをする予定でしたが、風向きが完全な逆風なうえに台風かと思うほどの強風。そういえば行きは追い風で快適なヒルクライムだったなぁ・・。

 

榛原から長谷寺までのダウンヒル、逆風で押し戻されてノーブレーキでも走れそうでしたよ・・結局普段より1速ギアを軽くして走行し続け2時間半、暗くなるぎりぎり前の17時半頃に無事帰宅。

 

帰りはまさかの強風に苦しめられたものの、スピリチュアルなパワースポットとしても名高い室生龍穴神社と紅葉の名所としても人気な室生寺を満喫できた秋の一日に大満足。

 

2023年紅葉シーズン、奈良県では見頃もそろそろ終盤。落葉する前に次はどこへサイクリングに出かけようかな~?岡寺、談山神社、等彌神社、長谷寺・・まだまだ行きたい場所がたくさんあって悩みますね!