カメラ 自転車 サイクリング 奈良ゆるポタ写真部

奈良県を中心に自転車でサイクリング、ポタリングしながら写真を撮影しているP

秋の明日香村 西国三十三所第七番札所 岡寺へ紅葉狩りライド! 日本で最初の厄除け霊場

秋の紅葉シーズンも終盤に差し掛かった2023年11月下旬、日本最初の厄除け霊場と言われる明日香村の岡寺、奈良県の神社の中でも特に紅葉の名所として名高い談山神社まで折りたたみ自転車で紅葉狩りライドに行ってきました!

 

サイクリングのスタート地点はいつもの近鉄飛鳥駅、しかし併設されている道の駅飛鳥の綺麗なトイレを借りている間に突然のにわか雨・・。駅へと向かう女子高生は傘をさしていますが自分は持ってこなかったためトイレの軒先で雨宿り・・先行き不安。

 

 

「It's 蘇 Good!」

 

道の駅飛鳥のトイレに貼られていた「五感で楽しむスロートラベル NARA」のポスターを眺めつつ雨が止むのを待つことに。キャッチコピー、良いセンスしてるね!?

 

しばらくすると雨が止んだので気を取り直してサイクリングスタート!遠くに見える山々もほんのり紅葉していて岡寺、談山神社への期待も高まります♪

 

亀石、橘寺といった明日香村を代表する観光名所の前を通り岡寺へ。

 

西国三十三所第七番札所、岡寺への参道。談山神社までの多武峰ヒルクライムよりも勾配がきついであろ急な坂道、普通に激坂ですありがとうございます。

 

近鉄飛鳥駅付近にはレンタサイクルのお店が数軒あり自転車を借りて明日香村を巡る観光客の方も多いとは思いますが、岡寺や飛鳥寺石舞台古墳までといった比較的距離が近い観光スポットまででもそこそこ坂道に出くわします。

 

変速の付いた自転車を借りられない場合は、多少レンタル料金が高くとも電動アシスト自転車を借りたほうがより短時間で快適に観光名所を見て回れるかもしれませんね~。

 

激坂手前の駐輪場に自転車を停め、激坂は普通にテクテク歩いて岡寺に到着。

 

元々は龍蓋寺という名前でしたが、飛鳥の岡(地名)にある寺という事で親しみをこめて岡寺と呼ばれるようになったのだとか。入山料は400円、奈良の有名なお寺の中でも特にリーズナブルな参拝料金を受付で支払い入山します。

 

境内に入ると紅葉と色とりどりな和傘がお出迎え。前日まで「もみじ回廊 光の巡礼 岡寺紅葉ライトアップ」が開催されており、紅葉ライトアップイベントで使用されたディスプレイがそのまま残っていた様子。これはラッキー♪

 

左を見るとインスタ映えでもおなじみ、岡寺のフォトジェニックな花手水。前回お参りした際はダリアの花手水でしたが、秋の季節はもみじが浮かんでいました。紅葉手水も実に美しいですね~!

 

紅葉のアーチに彩られた階段を登り、本堂へと。

 

本堂の前に展示されていた和傘と紅葉のコラボレーション。それはもう絵画かと思うくらいの圧倒的な美しさでしたよ!

 

岡寺の十三重石塔の写真もパシャリ。

 

十三重石塔の横にある階段を登り、稲荷社、奥之院へ。

 

しゃくなげの道からもみじのトンネルへと道は続きます。文章だとなんだか長い道のりのように勘違いされそうですが、室生寺の奥之院のように数百段の石段を登るわけではなく数分で一周できるほど短い距離なのでご安心を。

 

紅葉が映える岡寺の三重宝塔。正面からのアングルは旅行雑誌や旅行サイトなどの写真でも定番な構図ですね~。

 

11月も終わりという紅葉見物には遅い時期でしたが、今年の奈良県は紅葉の見頃が遅れていたため岡寺もまだまだ見ごたえたっぷりで大満足!

 

とはいえやはり落葉しているもみじも。でもなんだか愛らしさがあって可愛い♪

 

境内を一周し、紅葉と写真撮影を堪能して次の目的地である多武峰談山神社までサイクリングするため岡寺を後にしました。

 

帰り際、仁王門と受付の近くで見かけた和柄が綺麗なライト。

 

「もみじ回廊 光の巡礼 岡寺紅葉ライトアップ」、来年もイベントが開催されるなら今度こそ行きたいな~。

 

 

岡寺の次は石舞台古墳方面へと自転車で走り、多武峰までヒルクライムして談山神社へ。

 

次回へ続きます!