カメラ 自転車 サイクリング 奈良ゆるポタ写真部

奈良県を中心に自転車でサイクリング、ポタリングしながら写真を撮影しているP

ならクルC1上ツ道ルートを折りたたみ自転車で逆走 奈良の名所旧跡を巡るサイクリングコース

待ちに待った休日、新しく購入した折りたたみ自転車アルブレイズ2回目の試走で「ならクル C1 上ツ道ルート」を奈良公園ではなく橿原神宮スタートで逆走してきました!

 

 

 

ちなみに1回目の試走はなぜか談山神社への多武峰ヒルクライム

naracyclingm430ms.hatenablog.com

明日香村でゆるポタするつもりだったのに・・激坂コワイ。

 

まずは「ならクル C1 上ツ道ルート」の終着点である橿原神宮前久米町の交差点へ。

 

推しの子、2023年7月現在シャニマスとコラボ中なので(芹沢)あさひのアルブレイズとの相性はバッチリのはず。これは幸先が良い?!

 

ルート通りに南下して石川池へ、そこから明日香村を通り桜井市へ向かうわけですが・・早速道を間違えて香久山方面へコースアウト。上ツ道ルートはあまり標識が多くないため要所要所でGoogle Mapで地図を調べつつゆっくり進むことに 

 

ジョーシンにプラモデルを買いに行ったりあぢさゐ回廊で紫陽花の写真を撮影しに長谷寺に参拝したりと桜井市は自転車で何度も訪れているので土地勘があり、多少コースは違うものの問題なく大神神社に到着。

 

日本で二番目に大きい大神神社の大鳥居。見ての通り天気は曇りで夏の日差しに体力を奪われる事なく走れたのは幸いでしたね~。

 

大神神社から少し北上すると邪馬台国の女王卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳が見えてきました。

 

ひみこの庭 古墳P・・さては卑弥呼のプロデューサーだな?!(パーキング)

 

箸墓古墳から天理市へ向け更に北上。軽い勾配があり高台を走るので良い景色。

 

奈良公園まで16km。「ならクル C1 上ツ道ルート」全長32~3kmらしいので丁度真ん中ですね!

 

桜井市街地から大神神社までは車の交通量も多めでしたが、箸墓古墳を過ぎたあたりからは交通量も減り快適に走れた記憶がうっすらと脳裏に。

 

ほどなく天理市に到着。ここは天理高校天理大学近くの交差点。建物のインパクトたるや・・!

 

独特で存在感のある宗教施設が建ち並んでいてついつい写真を撮りたくなります。

 

奈良県天理市は日本でも珍しい宗教都市。日本で宗教というとカルト的な新興宗教を連想しがちですが、天理教は江戸時代から続く200年近い歴史がある由緒ある宗教なのでサイクリングで行っても安心ですよ~。

 

天理高校天理大学から東へ少し進み日本最古の神宮である石上神宮に到着。

 

日本の神宮は全国で24社しか存在せず、うち3社が奈良の石上神宮橿原神宮吉野神宮。「ならクル C1 上ツ道ルート」はそのうちの2社を巡るわけですからホント豪華なサイクリングルート!

 

ちなみにGoogle Mapによると石上神宮橿原神宮吉野神宮のコースなら距離は34km程とのこと。奈良の神宮を巡るゆるポタもいいかもしれませんね~。

 

上の写真にも写っていますが、石上神宮の鳥居前には灰色のサイクルラックが設置されていました。サイクリストにも優しい神宮、ステキ!

 

石上神宮から天理市街地を抜け、目的地である奈良市へと向かいます。白川ダムあたりは結構な上り坂も。とはいえ談山神社への多武峰ヒルクライムと比較すれば激坂でもなんでもないためギアを落とせば楽々走行可能でした。

 

名阪国道の上を橋のようにまたぐ大きな道路からの眺望。眺めの良い景色!

 

しかし高所恐怖症な自分にとってはわりとガチで恐怖な道路。曇りとはいえ夏の暑さで汗ばむ一日だったのにこの区間だけは熱が抜け体がひんやりしていました・・。でも眺めのいい景色!

 

途中ローソンの先に結構な激坂が見え「これを登るのか・・」と戦慄するものの正式なルートは迂回して平坦な道が正解。そのまま進んでいると帯解寺へ到着。

 

観光地であるならまちへは少し距離がある場所に位置していますが、帯解寺は日本最古の安産祈願所ということもあり多くの観光客の方で賑わっている様子でしたね~。

 

帯解寺を後にしJR桜井線(万葉まほろば線)に沿った住宅地を通る交通量の少ない道路を進んでいると・・若草山が見えた!

 

ここまで来れば目的地の奈良公園はもうすぐ!

 

ほどなくしてならまちに到着。ならまち観光案内図の前で折りたたみ自転車をパシャリ。右上の鹿がなかなかにアートしてます。

 

ならまち格子の家。心なしか昔より綺麗になっているような・・?

 

今から10年ほど前奈良市内に住んでいたことがあり、ならまちへはよく電車で来ていた自分。こうやって自転車でゆるポタするのは初めてで良く知っている街なはずなのに何だか新鮮な感じがしました。

 

猿沢の池からの興福寺五重塔奈良市を代表するよくある構図の写真。

 

しかしなんということでしょう、ここまで乗ってきた折りたたみ自転車を構図に含めるだけで一味違った写真に・・?!

 

三連休の初日にあたる土曜日ということもあり、当然ながら観光客の人数は多めでしたね~。流石は世界遺産

特に奈良もちいどのセンター街付近は大混雑。高速餅つきで有名な中谷堂の妙技を見ようと外国人観光客の方が大勢待機しておられました。日本語より多く飛び交う外国語!

 

奈良公園付近では鹿の飛び出しに注意しましょう。笑いごとではなく鹿が普通に信号無視で道路を横断していて車が渋滞していたのを目撃したくらいですし!

 

鹿さん、いつもながら観光客の方に大人気。

 

奈良公園ではごく普通の光景ですが、初めて奈良県に観光に来られた場合鹿の多さにビックリされるかもしれませんね~。

 

夏は鹿も暑いらしく水浴び。1匹こっち見んなレベルの見事なカメラ目線をくれています、いいよいいよ~!

 

東大寺南大門へと続く参道。奈良県を代表する観光名所ということもありこちらも大混雑。自転車は通行禁止なので遠くから生暖かく見守るだけで退散。

 

春日大社へと続く参道。緑が多くて個人的に凄く好きな道なんですが、今回は自転車ということでこちらも入口から写真を撮るだけで奈良公園を後にしました。

 

近鉄奈良駅から新大宮、西大寺方面へと走り平城宮跡朱雀門の前(遠い)でパシャ。

 

13年前に開催された平城遷都1300年祭以来の訪問でしたが、当時と比較にならないくらい整備されている印象を受けましたね~。

 

同じ道を戻るのもつらいため、帰路は上ツ道ルートではなく国道24号線沿いのルートを選択。こちらは唐招提寺前。

 

サイクリングルートを軽く巡るだけで歴史的な名所旧跡に辿り着く。奈良県の魅力の一つだと思うのでもっとアピールしていかないと。

 

奈良西の京斑鳩自転車道から眺める薬師寺の西塔、東塔。秋篠川沿いを走る奈良西の京斑鳩自転車道は個人的にオススメのサイクリングロード。非常に走りやすいうえに景色もよく奈良市への行き帰りによく利用させてもらっています!

 

その後、大和郡山市を通り田原本町の唐古鍵遺跡をチラ見したりしつつ国道24号線の裏道を南下。強烈な向かい風にひーひー言いながらも橿原神宮の大鳥居前に無事到着。

 

日本国はじまりの地からスタートして再び始まりの地に戻ってくる、奈良県の有名な観光名所も多く含まれた全長60kmほどの素晴らしいサイクリングコースに大満足した一日でした!