カメラ 自転車 サイクリング 奈良ゆるポタ写真部

奈良県を中心に自転車でサイクリング、ポタリングしながら写真を撮影しているP

奈良県下市町 絵馬発祥の地 丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ) 下社へ自転車でポタリング

先日、奈良県東吉野村にある丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)  中社まで折りたたみ自転車でゆるポタしてきました。

 

naracyclingm430ms.hatenablog.com

中社を参拝したからには上社、下社へも自転車で行きたくなるのが人間の性。コンプ癖というやつですネ、多分。

 

というわけで今回は奈良の吉野地方、下市町にある丹生川上神社 下社までポタリングです!

 

いつもの出発地点である近鉄飛鳥駅からのサイクリングコースはこんな感じ。天河神社として知られる大峯本宮天河大辨財天社までルートが伸びているのは坂道を走ってる最中興に乗ってしまいついつい天河神社もお参りしたくなったため。行く先が突然変更になるのはゆるポタあるあるですよね~25kmほど延々と続く登坂はあんまりゆるくなかったですけど・・(笑)。

 

前回は国道169号線経由という吉野までの最短ルートを選択したのですが、意外と交通量が多く・・特に芦原峠の芦原トンネル近辺が工事の影響もあり自転車での走行に適さない危険な道路だったので完全回避。

 

飛鳥駅から田舎の裏道を通り近鉄吉野線とJR和歌山線が交わるJR吉野口駅へ、そこから国道309号線を使って近鉄下市口駅を目指す迂回ルートを試してみました。

 

近鉄飛鳥駅からほんの少し南西に自転車で走っただけで目に飛び込んでくる風景は完全に田舎道。

 

明日香村はよく「古き良き日本の原風景」と称えられていますが、奈良県中部や南部では至る所で日本の原風景が見られる気がしますね~。行ったことがないのですが奈良市の東部、柳生方面ももしかするとそうかも?

 

遠くに見える線路がミニチュアのよう。有名な観光地である明日香村から比較的近いですし、田舎な風景が好きならレンタサイクルを借りて写真撮影のゆるポタを楽しむのも良さそうですね!

 

ほどなくして国道309号線に合流。国道169号線と比較して交通量も少なめ、歩道も広く国道にしては自転車でも走りやすい道で迂回ルートを選択して大正解!

 

ただ、オークワ大淀西店の少し手前まで続く坂が芦原峠を超えるレベルの結構な激坂・・折りたたみ自転車アルブレイズだと1速でギリギリくらいの負荷でした。やはりもう1~2段は軽いギアが欲しくなりますね~スプロケット交換だとあまりギア比が変わらないからクランクとチェーンリングを交換するしかない?!

 

辛い坂道は1か所だけで、そこさえ抜ければ後は快適なダウンヒル。無事近鉄下市口駅に到着です♪大阪や京都、三重愛知方面から吉野へサイクリング遠征に来られる場合は下市口駅まで輪行するのもよさそう。吉野の玄関口といっていいほど拠点にピッタリな場所にありますし。

 

この駅から丹生川上神社 下社まではほぼ一本道、道案内の標識もあり迷う事はないでしょう。距離的には12kmほどと近いですが、基本上り坂なので重量の軽いロードバイクでもギアが重いと脚がキツイかもしれません。奈良の吉野では軽いギアこそがジャスティスよ。

 

「ずっと上り坂のターン=辛くて写真を撮影するのを忘れる」なのでここからはあまり写真を撮影できていません(笑)。

 

周りが木々に覆われていて見通しが悪く遠景が美しい写真を撮影できるフォトスポットが少ない道中でしたが、稀に視界の開けた場所も。もう見るからに上り坂を一生懸命登ってきた感ありありな風景。そして高所恐怖症なので普通に怖い・・。

 

このトンネル直前の橋が高所恐怖症的に最恐スポットでした。

 

よく暗く冷たいトンネルは事故の多さもあり心霊スポットと恐れられがちですが、自転車で走行する場合横を猛スピードで走る自動車が怖く常に緊張しているため超常現象的な怖さは頭から消え去ってしまいますよね。

 

でも高所、特に橋は怖いから自動車が走る道路なのがわかってても怖くてセンターラインに寄ってしまう・・。

 

「この先も高所恐怖症的に怖い道路が続いたらどうしよう・・」とか考えながらトンネルを抜けるとそこは平地でした。少しダウンヒルもあるくらいであまりの変化にビックリ!そして遂に丹生川上神社 下社まで1.5kmの看板が!

 

本日最初の目的地である日本遺産、丹生川上神社 下社に到着です♪

 

丹生川上神社 下社の境内。飛鳥時代から1350年ほど続く歴史ある神社ということも相まって荘厳な雰囲気です。

 

丹生川上神社 下社の前を流れる清流、丹生川。丹生川上神社も高見川沿いにありましたし、建物の配置も近いのでデジャブも感じました。

 

中社と下社で一番の違いを感じたのは白色と黒色の神馬の存在。かわいい。

 

昔この神社に晴れを祈るときは白馬を、雨を祈るときは黒馬を献上する習わしがあり、そういった風習が絵馬のはじまりになったのだとか。歴史の勉強にもなるゆるポタ。

 

ここ最近はスマホアプリのウマ娘が人気だったこともあり、馬を生で見てみたいという方も以前より増えたかもしれません。奈良県では鹿はともかく馬を見られる場所は少ないですし、そういった意味でも丹生川上神社 下社はおすすめな観光スポットかもしれませんね~。

 

もちろん水の神様のお馬なのでノータッチ厳守ですよ!

 

ここまで12kmほどヒルクライムしてきましたが、疲れも無く脚の痛みなども皆無。だったのでこの時点でつい思ってしまいました。

 

「あと14kmちょっと坂道を上れば大峯本宮天河大辨財天社に辿り着ける、これは参拝に行くしかないのでは?」と・・。坂道を上りすぎて頭がハイになっていたんでしょうか、ヒルクライマーズハイってあるのかな??

 

というわけで芸能の神様である弁財天を祀る神社として有名な天河神社天川村にある大峯本宮天河大辨財天社までポタリング。次回へと続きます?

 

 

- 追記 -

 

naracyclingm430ms.hatenablog.com

次回へと続きました!